2009-01-01から1年間の記事一覧

「少女」の低年齢化と「女子」の高年齢化

小学生が化粧 化粧の低年齢化がはじまったのは、いつぐらいからなんだろうか。調べてみると、バンダイが小学生低学年対象のメーク用品を売り出したのは92年で、それに続いて大手化粧品メーカーもローティーン向けの化粧品を売り出し、コンビニのコスメも小中…

酒井法子謝罪会見のフラッシュ

こんなメディアアートもあったか。フラッシュの音と陰影がすごい! http://www.asahi.com/video/news/TKY200909170398.html

AXEのCMの人|Asmirandah Zantman

今更ながら『AXE EFFECT』のCMの人がやっぱりいい。方々で人気だ。「猫派」であるすべての男の人のためにあるようなCMだ。インドネシアの奇跡だ。

真鍋大度について

最近いろんなところ(主にウェブサイト)で真鍋大度氏の活躍を目にする。“メディア・アート界の奇才”とまで呼ばれている。ただ、正直こんなに有名な人だった(になった?)とは知らなかった。 真鍋大度をはじめて知ったのは、2005年、Sal Vanillaという舞踏…

「Social Street View」をiPhone/Androidで

みんなでつくるStreet View 「iPhone OS 3.0」および「Android OS」向けのアプリケーションで、『Mobile Nearby』というアプリがあります。端末から、Flickrのモバイル向けサイトm.flickr.comにアクセスし、「Photos taken nearby」をタップすると、現在の位…

「コミュニケーション写真論」的なもの

ケータイで撮った写真はほとんど見返されない問題 「ケータイで撮った写真は、保存されたままで実はあんまり見返されない」。日常生活の中でしばしば体験されることだ。実際に私も、ケータイで撮った写真のほとんどを(記念写真/メモ写真を問わず)すぐに見…

黒牛@代々木三丁目

無性に焼き肉とビールを口に入れたくなって、会社の近くの焼き肉屋さん「黒牛」(コクギュウ)へ。おっされーな店内。ちょっと高めだけど値段は知れている感じで、とにかく肉は良い肉だった。レバ刺しや冷麺といったサイドメニューも大変おいしかった。また…

『奇跡の一枚写真展』

おもしろかった。http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51488586.html

穂村弘『LineMarkers』

カナリヤを胸ポケットに挿し込んで便器レバーに映される夜 鈴なりの黒人消防士がわめく梯子車に肖[に]た婚約指輪 穂村弘の詩は、一貫してこのように意味や文脈が「脱臼された」テキストによってつづられています。そもそも詩(短歌や俳句なども含む広い意味…

恥じらいの境界線

会社のトイレでおしっこしてて、どーしてもオナラがしたくなって、でも今やったら確実にでかい音出るぞっていう尻感のとき、となりに掃除のおばちゃんが居て、二度と会うかわからないけど出したら出したでちょっと気マヅイみたいなんで、すごくこの場合どう…

フランソワ・トリュフォー『恋のエチュード』

トリュフォー後期のラブロマンス。映画はやっぱり演出だ。 名ゼリフも多い。 クロードとミュリエルが夜の階段で… 「なぜ触れるの?」 「君がこの世に生きているから」 他の男性に移り気なアンがクロードに対して… 「あなたから離れている私は別人なのよ」 「…

新海誠『秒速5センチメートル』

動画メモ 久しぶりに見ようと思ったら(特に高画質版は)ばかすか消されまくっていた。現状で高画質うpされているのを見つけたので、ニコニコのうp主のマイリストをリンク。http://www.nicovideo.jp/mylist/7983051 人物投影による神話作用/反作用 『秒速……

相対性理論『地獄先生』のPV

冨永昌敬監督が撮っていてビビった。 冨永監督の映画は『パビリオン山椒魚』から商業化し過ぎて以降あんまり観る気がしなくなってしまってけど、できればこういうマイナーフェティッシュのまま行ってほしい。今年は短編と太宰の『パンドラの匣』を映画化して…

毛皮のマリーズ

邦楽・洋楽問わず色んなバンドの潮流を感じ取れるけど、そのどれよりもそわそわする感じはなんだろう。 関連リンク 毛皮のマリーズ WEB SITE

少女漫画と再帰性

「少女」は再帰しない 矢沢あいの『天使なんかじゃない』(以下『天ない』)は、内容の面白さもさることながら、漫画における「キャラ」の歴史的にみても、少女漫画のフォーマットの中に、なぜか「ヤンキー(極めてライトなヤンキー像だが)」や「ツンデレ(…

ロードムービーについて

会社でロードムービーの話題になった。ロードムービーと言えば、王道すぎるけどやっぱり、80 年代のヴィム・ヴェンダースであり、ジム・ジャームッシュであり、その源流にあるジャック・ケルアックをはじめとする50〜60年代ビート・ジェネレーションだという…

JUDY AND MARY『LOVER SOUL』のPV

映像の中で人が横たわるということ JUDY AND MARYの13枚目のシングル『LOVER SOUL』のプロモーションビデオは、雪原の中に真っ赤なワンピースを着たYUKIが横たわってずっとうたを歌っている、簡単に言えばただそれだけの映像である。降り積もる雪に埋もれて…

野田秀樹について

開かれることの演劇 古い付き合いの劇団の主宰に呼ばれて、今日は彼の事務所に行った。軽く打ち合わせなどをして、撮影のロケハンがてら散歩したあと、ふと彼の部屋の本棚に野田秀樹の『半神』の戯曲が置いてあるのをみつけ、手に取ってしばらく読みふけった…

ミヒャエル・ハネケ『ファニーゲーム U.S.A.』

「映さない」映画 映画は何かを「映す」ことによって成立しています。しかし、いくつかの映画には、特定のシーンを、意図的に「映さない」という演出をとっている映画があります。そのことを、黒沢清監督はヒッチコックの『サイコ』などを例にとって大学の講…

『あいのり』が終わる日

フジテレビの『あいのり』が、2009年3月をもって放送終了となる。10年にわたって常にどの裏番組よりも高い視聴率を叩き出し、人気を保持し続けてきた背景には、日本のテレビコンテンツ産業きっての巧みな戦略と構成があったと私は思っている。 『あいのり』…

遅延するメディア

最近、写真の整理をしています。一年前からこっちに撮った写真の中で、現像だけしてプリントしていないものを、フォトスキャナでPCに取り込んでいます。尾瀬、大島、波崎など旅行先で撮影したものも少なくありません。撮影してからかなり時間が経っているも…

『パタリロ!』がすごい

こないだ友達と渋谷で会って、なんのとりあわせかわからないけど「マリアの心臓」と「たばこと塩の博物館」に連れて行かれ、最後に『パタリロ!』が面白いから必ず読むように、と捨て台詞のように言われて別れて、ちょっと気になったので読んでみた。 調べて…

旅より旅番組を

テレビで旅番組を見ることが多いなとふと思った。ていうか気づけば見ているテレビはほぼ旅番組なんじゃないかと思うくらい最近旅番組しか見てない。いやしかし日本の旅番組はきっとよく出来てる(外国と比べたことないけど)。 わたくしたまに見る旅番組。 …